【ベーシックインカム】オタクであれば貰った7万円を10万円分使うことができる

知識!

 

ごきげんよう、すべてのオタクの心の平穏と老後の安寧を守りたい小松ハジです。

今日は、「労働はクソ、オタク趣味への没頭こそが正義であり生まれてきた意味」である同志たちの永遠の夢、ベーシックインカムについて語り尽くしていきます。

 

ベーシックインカムとは

 

ベーシックインカムとは、政府が国民に対し、「最低限の生活を送れるだけの現金を定期的に支給する(あげる)」所得保障のことです。

 

basic(ベーシック/基本的な)income(インカム/所得)!

 

いやそんな夢みたいなことある??? と思うかもしれませんが、国民がきちんと国に納税している限りにおいてはそんなこともあり得ます。

ベーシックインカムの給付金は、

・現行の年金や医療保険などの社会福祉制度を大幅に簡素化、もしくは撤廃する
・その保障費や事務費のすべてをベーシックインカムに回す

など、国民が国に納税したお金の使い方を抜本的に変えることで成立する制度なのです。

 

「さ」を「ち」にするほどの大改革だね…!?

 

 

ベーシックインカムの給付金は、生活保護や各種補助金と違い、

・審査や条件がなく
・年齢、所得、勤労の意欲に関わらず
・国民なら誰でも、毎月

受けることができるものです。

そのかわり、

 

「でも、前提として年金制度がなくなるんでしょ? それって60歳以上になっても年金が貰えなくなるってことじゃん。それは厳しいよ」

「医療保険制度がなくなるんでしょ? じゃあ怪我や病気で入院や手術をしても医療補助が出なくなるんじゃん…」

 

という不安とセットなわけで、つまり、「毎月タダでお金を貰えたら嬉しいけど、よほど上手く調整しないと国民が納得しない」制度なんですね。

 

議論されるに至った背景

 

構想自体は昔(1600年頃)からあったベーシックインカム制度ですが、なぜまた今になって取り沙汰されるようになったのかというと、ザックリ言えば、「これからいよいよ労働現場へのロボット導入が進むから」です。

 

・ロボットが仕事をした方が正確かつ作業効率が良いとなれば、人間を雇う価値はない

・日本をはじめとした先進国では出生率が減っているが、世界規模では人口(労働力)が増え続けている

・以上のことから、人間はこれからいよいよ慢性的な失業問題に直面していく

・貧困を放っておくと、犯罪や殺人が増えるなど、ロクなことにならない

 

そんなこんなで、ベーシックインカムはもはや「施行に向けて動かざるを得ない」制度となりました。

 

三つの問題

 

ベーシックインカムを導入するにあたっては、以下の三つの問題がよく取り沙汰されています。

 

①財源はどこから?
②今までの社会保障はどうなる?
③いくら支給されるのか?

 

財源はどこから?

 

財源については人によって意見が分かれています。

・月額5万円ほどの支給なら増税せずに現行の税制のままで可能
・消費税を35%にする必要がある
・所得税、資産税、炭素税を上げる
・富裕層に増税をかける

等々。
有識者でもこんなに意見が分かれていたら、我々素人の出る幕ではありませんよね…。

 

下手なこと言ったら「素人質問で恐縮ですが」とかツッコまれそうだしね

 

 

今までの社会保障はどうなる?

 

さすがに生活保護や年金を全廃するとなると、国民はビビりますよね。

スイスではベーシックインカムの導入について国民投票が行われたのですが、「国民全員がベーシックインカムの給付金を受けられるかもしれない」という希望より、「今までの保障がなくなるのはちょっと…」という怯みにより、否決されてしまいました。

社会保障を全て残すか? 重複する部分のみ削るか? 全廃か?

それによって財源確保の手段も変わってくるので、どの国も悩みが尽きません。

 

いくら支給されるのか?

 

だいたいは「1人につき1ヶ月7~10万円」という数字がよく聞かれます。

景気がよくなったら+3万円してくれるとか、ある程度の幅があるとありがたいですよね。

 

ベーシックインカムのメリット

 

もらえれば嬉しいベーシックインカムですが、実施すれば国にとってもいいことがあります。

 

①社会保障制度を簡素化することで行政コストを削減できる

・年金、失業給付、生活保護、児童手当など、多岐に渡り、それぞれ別々に管理・運用されている社会保障のコストを削減することができる
・いくつかの保障を残すとしても、制度を簡素化すればその分運用コストが削減される
・残った業務にしても、それこそロボット任せにできるかもしれない

 

②貧困がなくなる

・すべての国民の生活レベルが上がる
・最初は「贅沢ができる」というより「苦労をしない」という程度だが、継続することで国民が安心すれば、いずれ貯蓄が消費に回るようになる

 

③労働意欲が向上する

・給付による底上げがあるため、働いたら働いた分だけ豊かになれる

 

④少子化対策になる

・ベーシックインカムの給付対象は「世帯」ではなく「個人」なので、子供が生まれるたびに貰える額が増えていく

 

⑤地方の活性化に繋がる

・「この金額では足りない」という東京在住者が物価の安い地方に移住することで地方の活性化に繋がり、東京の一極化を緩和することができる

 

⑥余暇が充実する

・ベーシックインカムの給付金があれば「土日くらいは休もう」という気になり、多様な生き方を選択できるようになる
・趣味や高級食材、贅沢品にお金をつぎ込むことで余暇を楽しむことができ、国民の幸福度が上がる
・また、学問や芸術、スポーツなどに励むようになり、それらすべての文化が発達し、世界的に見てもレベルが高くなる

 

⑦経済が回復する

・余暇を楽しみたい人々が様々な嗜好品を購入するようになる

 

⑧学者、起業者が増える

・生活のためにアルバイトをしている学生が時間を勉学や研究に回せるようになり、その質を上げる
・高度な知識や先見の明があれば起業にチャレンジするようになり、あらたな事業や雇用を生み出すことに繋がる

 

⑨雇用問題が緩和する

・雇用者がベーシックインカムの基本的な恩恵を受けていれば、企業側が無理に正規雇用者を増やさなくてすむようになる
・必要な雇用だけを継続すればいいので、企業の経営効率が良くなる

 

⑩ブラック企業が淘汰、矯正される

・ベーシックインカムによる最低限の保障があるため、劣悪な労働、不本意な仕事は嫌厭されるようになる
・好待遇で元気に働いてもらおうとする企業だけが生き残る

 

⑪犯罪が減少する

・生活苦による強盗などが減少する

 

ベーシックインカムのデメリット

 

一方で、無視できない暗黒面もあります。

 

①財源に不安がある

・財源を常に確保し、その課税対象や金額を流動的に増減していく必要がある
・財源が消費税などになった場合、国民はそれを納め続けなければならない

 

②健康や失業などに対する社会保障が個人責任になる

・年金や雇用保険などの社会保障制度がなくなった場合、病気や怪我、失業などへの対応は自分でしなければいけなくなる
・また、老後に対する保障が削られた場合は、貯蓄、生命保険に入るなどして個人で計画的に備えなければならない

 

③福祉水準の低下、廃止による弊害が生じる可能性がある

・生活保護や公的扶助より給付金額が落ちる場合、病人や障害者は最低限の生活すらままならなくなる可能性がある
・重度の病人や障害者はベーシックインカムの給付金だけでは生きていけないため、相応の注力が必要になる

 

④景気が停滞する可能性がある

・上記の理由により、将来のために貯蓄する必要があるとして、消費が控えられる可能性がある

 

⑤経営者の意識が変わる

・ベーシックインカムの給付金をもらっているからと、従業員への賃金を出し渋るようになる可能性がある

 

⑥労働に対する意識が変わる

・厳しい労働はナンセンスとして、本当に必要な公共事業にまで人手が集まらなくなる可能性がある(街の外観保持清掃など)

 

⑦富裕層への支給に不満

・富裕層と貧困者に同額を給付するのは金の無駄ではないかという不満が出る可能性がある

 

 

 

個人的には、昼は会社に勤めながら夜には副業をして他方で投資で純資産を増やすまでしないと老後の生活が保証されない賃金設定はアホかと思いますので、若者たちを「そうか、俺は働くために生まれてきたのか…別に生まれたくなかったな…」と絶望させないためにも、早いことどうにかなってベーシックインカムの給付金が速やかに配られることを望んでいます。

 

 

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