ニーナ王女を旗頭に掲げる同盟軍がついに王都パレスに辿り着いた。
城内には多くのアカネイアの騎士達が囚われており、城の制圧者であるグルニア兵はマルス王子たちの進撃を知ると同時に囚人たちの処刑を開始するという悪趣味さを見せた。
しかしそこは我らがマルス王子。城の財宝を確保しつつ、騎士たちを救出しつつ、城の財宝を確保しつつ、城の財宝を確保する動きには微塵も迷いが見られない(なぜか俺が自慢げ)。
マルス王子たちの部隊もまあまあ歴戦の猛者だからな。
処刑されようとしている騎士や司祭たちのうち、1人だけ特筆すべき者がいた。
アカネイア最高司令官オーエン伯爵だったか五大貴族のひとつディール候だったかの娘ミディアだ。
当然彼女は無事助けられ、今や唯一の主君であるニーナ王女と再会した。
興味がないからサクッと端折るが、ドルーアの侵攻によるアカネイアの陥落から2年。
マルス王子たちの活躍により、アカネイアパレスの解放が成ったのであった。
…チッ。